空を飛ぶタクシー=11日、ソウル、聯合ニュース
[ソ・エヨン、キム・ウニョン]
国土交通部とソウル市は11日、ソウルのヨイドで「空を飛ぶタクシー」の実証試験を行った。
実証試験に用いられたのは、中国広州を拠点とするEhang(イーハン)が開発したドローンタイプの「EH216」。2人乗り小型自動車とドローンを合体させたものである。
ドローン管制システムは、韓国政府が担当。タクシーやデリバリーなどにも活用している。韓国政府は6月の革新成長戦略会議で、「空を飛ぶタクシー」の2025年の商用化に向け、段階別の推進課題と実行計画を具体的にまとめた都市航空交通(UAM)ロードマップ(構図)を公開した。
実現すれば、車で1時間以上かかった移動時間が20分以内に短縮。都市部の渋滞を緩和するのに役立つことが期待される。
同部のソン・ミョンス2次官は、2025年の商用化に向け、制度を整えるとともに、関連産業の育成に取り組んでいくという考えを示した。
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