科学技術

2020.11.11

20201111_Urban Air Mobility

空を飛ぶタクシー=11日、ソウル、聯合ニュース


[ソ・エヨン、キム・ウニョン]

国土交通部とソウル市は11日、ソウルのヨイドで「空を飛ぶタクシー」の実証試験を行った。

実証試験に用いられたのは、中国広州を拠点とするEhang(イーハン)が開発したドローンタイプの「EH216」。2人乗り小型自動車とドローンを合体させたものである。

ドローン管制システムは、韓国政府が担当。タクシーやデリバリーなどにも活用している。韓国政府は6月の革新成長戦略会議で、「空を飛ぶタクシー」の2025年の商用化に向け、段階別の推進課題と実行計画を具体的にまとめた都市航空交通(UAM)ロードマップ(構図)を公開した。

実現すれば、車で1時間以上かかった移動時間が20分以内に短縮。都市部の渋滞を緩和するのに役立つことが期待される。

同部のソン・ミョンス2次官は、2025年の商用化に向け、制度を整えるとともに、関連産業の育成に取り組んでいくという考えを示した。

xuaiy@korea.kr