科学技術

2024.03.29

韓国の独自技術で開発された韓国型発射体のヌリ号打ち上げの様子=2023年5月25日、全羅南道・高興郡、韓国航空宇宙研究院

韓国の独自技術で開発された韓国型発射体のヌリ号打ち上げの様子=2023年5月25日、全羅南道・高興郡、韓国航空宇宙研究院


[ユ・ヨンギョン]

韓国政府が宇宙開発分野を宇宙探査、宇宙輸送、宇宙産業、宇宙安保、宇宙科学の5つに分類した。計9923億ウォンを投資する。

科学技術情報通信部は、28日に開かれた第49回宇宙開発振興実務委員会で、「2024年度 宇宙開発振興施行計画」を審議および確定したことを明らかにした。

宇宙開発分野を宇宙探査、宇宙輸送、宇宙産業、宇宙安保、宇宙科学の5つに分類した。計9923億ウォンを投資する。

2032年に月に着陸するための月探査開発、次世代発射体を共同開発する民間企業選定および宇宙産業クラスターの造成に拍車をかける計画だ。

上半期には、韓国では初めて、超小型の群集衛星試作機を発射する。下半期には、太陽コロナグラフを国際宇宙ステーションに設置する。

宇宙開発振興実務委員会委員長である科学技術情報通信部のイ・チャンユン第1次官は「今年は宇宙航空庁開庁など、宇宙分野における新しいガバナンスが設けられるだろう」とし「民間主導の宇宙生態系造成や月面着陸船の開発などで、宇宙経済強国としての土台を固めることになるだろう」と話した。

dusrud21@korea.kr