ソウル・大田・釜山・大邱が、WIPOが選定する「100大 科学技術クラスター」に4年連続でランクインした。写真は、南山から眺めたソウルの全景=ソウル、聯合ニュース
[ユ・ヨンギョン]
特許庁は、ソウル・大田(テジョン)・釜山(プサン)・大邱(テグ)が、世界知識財産機構(WIPO)が選定する「100大 科学技術クラスター」に4年連続でランクインしたと28日、明らかにした。
100大 科学技術クラスターは、ここ5年間のデータを基に、国際特許出願の規模やSCIE論文を分析し、発明家や論文著者の所在地の密度を基準にランク付けを行う。
韓国は、イノベーションの生態系づくりに向けて尽力している。
ソウルのクラスターは、4年連続で5大クラスター(4位)にランクインした。グローバルイノベーションの中心地として、地位を確立した。
「科学中心都市」である大田も、3年連続で20大クラスター(17位)にランクインした。人口100万人当たりの特許出願や科学論文のシェアでは、世界7位を占めた。
釜山は81位、大邱は88位にランクインした。
100大クラスターに最も多くランクインした国は、中国(26)だった。2位は米国(20)、3位はドイツ(8)の順だった。
特許庁のチョン・インシク産業財産保護協力局長は、「韓国の各クラスターで、企業、学界、研究界が強みを生かせるようにしたい。イノベーションへの力を育み、グローバルでもリードできるように支援を行う」と話した。
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