世界各国で活動する韓国語教師たちが一堂に会した。
第7回世界韓国語教育者大会が24日、ソウルで幕を開けた。26日まで3日間の日程で行われる今大会には、世界43カ国90カ所のセジョン(世宗)学堂の韓国語教師約180人が参加している。
24日、ソウル・グランドヒルトンホテルで開かれた「第7回世界韓国語教育者大会」の様子
初日は、特別講演や教師専門性強化教育、世宗学堂運営相談などが行われた。ヨロガジ・ムンジェ(あれこれ問題)研究所のキム・ジョンウン所長が、「文化心理学的観点から見た意思疎通と文化の関係」というテーマで講演した。午後は、大会に参加した韓国語教師らを対象に、世宗学堂の教育評価と教育資料の開発方法に関する講義が行われた。続いて、参加者らは教師再教育に関する討論を行い、韓国語教育を充実させる方策について議論した。2014~15年に指定された世宗学堂の運営陣向けの教育と相談も行われた。
教育資料に目を通す世界韓国語教育者大会の参加者たち
2日目は授業コンテストが開かれる予定だ。韓国語授業の現場経験を共有するために企画されたコンテストは、世宗学堂での授業を収めた映像の視聴と授業内容の発表という形式で進められ、最終的に3人前後が優秀者に選ばれる。国立ハングル博物館の訪問やハングル書芸体験なども行われる。
最終日は、「韓国の料理と工芸文化」をテーマに、教育課程での教授法に関する教育が行われる。そして、参会者たちは国楽家ナム・サンイルさんのパンソリ「興甫歌」を鑑賞する予定だ。
世界韓国語教育者大会に参加した世宗学堂の韓国語教師たち
文化体育観光省の関係者は、「今回の世界韓国語教育者大会は、世界の世宗学堂の関係者らが交流する場であり、国際協力ネットワークを構築する場」と話す。
コリアネット イム・ジェオン記者
写真提供:セジョン(世宗)学堂財団
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