[キム・ヘリン、イ・ギョンミ]

ソウル中心部の竜山（ヨンサン）に位置していた在韓米軍司令部が、京畿道（キョンギド）の平沢（ピョンテク）に移転した。

２９日、平沢のハンフリーズ基地で行われた新しい庁舎の開館式には国防部の宋永武（ソン・ヨンム）長官や ヴィンセント ・ブルックス在韓米軍司令官をはじめとする軍関係者ら約３００人が出席した。

開館式にあわせて文在寅（ムン・ジェイン）大統領はメッセージを寄せ、「韓米同盟は、韓半島の平和と安定を維持する基盤であり、大韓民国の民主化と経済成長の土台となった」とし、「南北と米朝の首脳会談の成功や、韓半島の完全な非核化と恒久的な平和に向けた動きも米韓同盟の裏付けがあったからだ」と述べた。

また、「平沢時代の開幕により、韓米同盟が軍事包括同盟を超えて偉大な同盟に発展するよう期待する」と強調した。

韓国政府は、竜山基地の移転が完了した後、２０２７年まで基地の敷地に国家公園を造成する事業を推進する。

kimhyelin211@korea.kr