［キム・ヘリン、キム・ウニョン］

同性愛など性的少数者（ＬＧＢＴ）への偏見解消や理解を訴える大規模なパレードが６月１日、ソウル市の中心部で行われる。

性的少数者や支援者らは、性的少数者の存在を韓国社会に知らせ、その声を届けることを通じ、性的少数者が共に生きる社会の一員であることを訴え続けてきた。

「ソウル・クィア・フェスティバル」は２０００年から始まり、今年で２０回目となる。今年のテーマは、「２０回目の跳躍、平等な世界への挑戦」だ。同フェスは、２１日から行われ、６月９日に終了。

６月１日には、ソウル広場から光化門（クァンファムン）までパレードが行われる。公演やイベントも予定されている。５日から９日までは、ソウル大韓劇場で性的少数者の人生をテーマにした映画が上映される。

このほか、全ての人々が平等であることを支持し、多様性を尊重する社会を望むという意味が込められたパフォーマンスが、５月３１日にソウル広場で行われる。

同フェスに先立ち、駐韓米国大使館や駐韓メキシコ大使館などは、性的少数者を象徴する虹色の旗を掲げる。駐韓ノルウェー大使館などの９カ国駐韓大使館は、フェスに参加する予定。

詳細は、公式ホームページで確認できる。


ソウル・クィア・フェスティバルhttp://sqcf.org/english
韓国クィア映画祭http://kqff.co.kr/Information_eng

kimhyelin211@korea.kr