慶尚南道の統営市を訪問した外国人=Korea.net DB
[モリナ・エリアス、キム・ウニョン]
文化体育観光部と韓国観光公社は26日、外国人の47%が2024年までに「韓国へ旅行したいと思っている」という調査結果を発表した。
調査は昨年、21カ国・地域に住む満15歳以上の男女、約3万人を対象に2回(7月・12月)にわたり実施された。
回答者のうち、2024年までに韓国を訪れる意向があると答えた人は47.0%だった。年齢別にみると、20代が58.6%、30代が58.0%だった。国・地域別にみると、フィリピン(80.4%)が最も多く、シンガポールやベトナム、インドネシアの順で69%以上だった。
また、「韓国の新型コロナの状況が安全だと思われる時」(30.2%)、「世界保健機関(WHO)が新型コロナの終息宣言をした時」(28.0%)を韓国旅行の前提条件にすると回答した。
韓国旅行の意向がある人の訪問理由としては、「文化・体験など楽しめることが多いから」という回答が15.1%で最も多かった。防弾少年団(BTS)や韓国ドラマ「イカゲーム」の世界的な人気が韓国への関心につながったと考えられる。
韓国観光公社のキム・ソンウン観光ビックデータサービスチーム長は「韓国旅行の再開の可能性が見えてきた」とし、「韓国旅行のニーズを把握し、それに合わせた受け入れ環境を整備する」とコメントした。
eliasmolina@korea.kr