在外同胞庁がグランドハイアットホテルで「２０２３世界韓人養子縁組同胞大会」を開催する。写真は世界韓人養子縁組人協会（ＩＫＡＡ）主催の「２０２３世界韓人養子縁組人大会」＝７月１１日、ソウル・江南区、ＩＫＡＡ公式フェイスブック
エスラ・モハンマド
世界１４カ国の養子縁組同胞のための「２０２３世界韓人養子縁組同胞大会」が１１～１４日、ソウル・龍山（ヨンサン）区にあるグランドハイアットホテルで開催されると在外同胞庁が４日明らかにした。
６月に在外同胞庁が発足して以来初めて開催される今回の行事は、母国との連帯感を形成し、養子縁組同胞間の連帯を強化するために準備された。
在外同胞庁は「韓国にルーツを持つ在外同胞だが、今まで韓国を肌で体験する機会が少なかった。養子縁組同胞が、今行事を通じて、韓国とつながる契機
になればと思」と説明した。
米国・フランス・デンマークなどから来た養子縁組同胞と同伴家族など１２１人を対象に講演・討論・韓国の歴史・文化体験など多様なプログラムが開かれる。参加者たちが養子縁組同胞として、母国に対する考えを交わすトークコンサートも行われる。
法務部、児童権利保障院などの関連機関も参加し、在外同胞ビザ（Ｆ－４）取得と国籍回復、親族探しと遺伝子検査などについて説明する時間も設ける。
在外同胞のイ・ギチョル庁長は「相対的に母国との絆が弱かった養子縁組同胞が同大会を契機に、母国を深く理解し親近感を持てるように、きめの細かい支援を行う」として「母国と交流·協力しネットワークを強化するのに十分な環境を整える」と話した。
「２０２３世界韓人養子縁組同胞大会」公式ポスター＝在外同胞庁
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