社会

2024.09.27


[ホン・アンジ]

[映像=世界知的財産機関公式ユーチューブチャンネル]

韓国が今年の「世界イノベーション(技術革新)指数」で、世界ランキング6位に上がった。

特許庁は、国連の世界知的所有権機関(WIPO)が発表した2024年版「世界イノベーション(技術革新)指数」で、韓国が133カ国のうち6位を記録し、5年間連続でトップ10にランクインされたと26日、明らかにした。

特許庁は、イノベーションにおける韓国の優れた能力が世界で認められた結果であると評価した。

今年、韓国のランキングは昨年より4ランク上昇した。首位は15年連続でスイス。続いてスウェーデン2位、アメリカ3位、シンガポール4位、イギリス5位の順だった。また、中国は11位、フランスは12位、日本は13位だった。

世界イノベーション指数は、2007年から毎年発表されている。WIPO、欧州経営大学院、米国コーネル大学などがWIPO加盟国を対象に、持続可能なより良い未来社会を実現するための原動力を測定した指数である。人的資本・研究など5つの投入部門と知識・技術など2つの算出部門を合わせて、7つの分野における78の細部指標を総合的に評価する。

韓国は78の細部指標のうち、「国内総生産(GDP)比の特許出願」といった知識財産に関する3つの指標を含む5つの指標で1位にランクインした。また、人的資本・研究分野では、6年連続で1位を獲得した。投入部門では6位、算出部門では4位を記録した。


特許庁のチョン・インシク産業財産保護協力局長は「韓国のイノベーション能力が高く評価されたのは、官民が人材養成や研究開発に集中的に投資を行い、知識財産の創出や保護への取り組みが実を結んだからである」とし、「知識財産の活用や保護が円滑に行われるよう基盤を整えていく」と述べた。

shong9412@korea.kr