社会

2024.10.11

来年からは、IBTの韓国語能力試験が年に6回実施される。写真は、カンザス大学で行われた第81回韓国語能力試験の様子=2022年4月9日、米国・カンザス州、シカゴ韓国教育院

来年からは、IBTの韓国語能力試験が年に6回実施される。写真は、カンザス大学で行われた第81回韓国語能力試験の様子=2022年4月9日、米国・カンザス州、シカゴ韓国教育院


[キル・ギュヨン]

韓国語が世界的にブームになっている中、IBTの韓国語能力試験(TOPIK)の受験回数が来年から年6回に拡大する。

教育部は、「2025年韓国語能力試験施行計画」を10日、発表した。

今年の韓国語能力試験の受験者数は、2020年比100%増の42万8585人を記録した。

教育部は、このように高まりつつある韓国語能力試験への需要を考慮し、実施回数の拡大を決めた。

さらに米国(グアム)、ベトナム、タイ、マレーシア、パラグアイ、パキスタン、ルーマニアが新たに追加され、計13カ国で行われる。韓国語能力試験は、今まで6カ国で実施されていた。

また、PBTの韓国語能力試験の年に6回、スピーキング試験は年に3回実施される。

韓国語能力試験は、在外同胞や外国人の韓国語能力を評価する試験であり、1997年に初めて実施された。国内大学の留学や就職、政府招請奨学生プログラム(GKS)などに活用されている。また、海外の大学では、韓国語専攻の卒業要件としても活用されている。

教育部のパク・ソンミン企画調整室長は「AIを活用したデジタルプラットフォームと構築し、時と場所にかかわらず、韓国語能力を評価できるようにしていく」と述べた。

gilkyuyoung@korea.kr