第18回世界水泳選手権大会が7月12日から開幕する。
[イ・ギョンミ]
[写真=第18回世界水泳選手権大会組織委員会]
今年7月から光州(クァンジュ)広域市で開かれる「第18回世界水泳選手権大会」まであと50日。大会を成功させるため、光州市と大会の組織委員会が最後の準備に拍車をかけている。
メイン競技場を始めとした全ての施設の工事は、現在のところ進捗率90%となっている。6月初めの完成を目指し、4月からすでに点検システムを導入して万全を期している。
工事が進んでいる「第18回世界水泳選手権大会」のメイン競技場
大会施設に関しては、国際水泳連盟(FINA)の技術委員団が大会の準備状況を点検するため17日に光州を訪れた。FINAのスティーブン・キャシディ技術副委員長は、「競技場と周辺環境が素晴らしく、選手らもきっといい試合をしてくれるだろう」と施設への満足感を示した。
選手やマスコミ関係者など6千人あまりが利用する選手村も最後の工事が進んでいる。アジア・欧州など各国から来る選手たちのニーズに合わせたレストランや銀行、郵便局、ドーピング管理本部など様々な施設がそろった選手村は7月5日にオープンされる予定。
光州市と組織委員会は、今回の大会において何よりも安全を最優先し、テロや火災、救急患者の発生などに備え政府の関連機関と緊密に連携することにしている。また、試合運営や試合会場への入場管理、選手の移動や出入国など、各分野での支援計画が順調に行われるよう最善を尽くしていると発表した。
他にも、外国語通訳や授賞式などを担当する約3千人のボランティアも27日に発足式を開き、本格的に活動を始める。
「平和の波に」というスローガンの下で行われる今回の大会は、7月12日の開会式を皮切りに、8月18日まで31日間行われる。200カ国の1万5千人あまりが参加する予定である大会のチケットは、ホームページ(
https://tickets.gwangju2019.com/en/)または、韓国の高速鉄道(KTX)のソウル駅・竜山(ヨンサン)駅・光州松汀(ソンジョン)駅など全国20カ所のKTX駅で購入することができる。団体で購入する場合、開会式は10%、一般試合は30%割引された価格で、また6月中に購入する場合は5%割引された価格でチケットを買うことができる。