チリとの親善試合でゴールを決め、喜ぶ孫興ミン(右) =6日、大田、聯合ニュース
[チョン・ジュリ、イ・ギョンミ]
サッカー韓国代表のキャプテンで英プレミアリーグ・トッテナム所属の孫興ミン(ソン・フンミン)が6日、国際親善試合のチリ代表選で国際Aマッチ通算100試合出場を達成した。通算100試合出場を達成したのは、韓国男子選手としては16人目となる。
彼にとっては、2010年12月にシリアとの親善試合に出場して以来12年ぶりのこと。100試合のうち、83試合はスターティングメンバ—として出場、キャプテンとしては31試合に出場した。
6日に行われた試合で孫は、韓国が1-0でリードしていた後半のアディショナルタイムの時、右足でゴールを決めた。彼の32番目となる国際Aマッチでのゴールだった。
孫は試合後の記者会見で「(国際Aマッチ)100試合目の出場で勝利を挙げて嬉しい。他の選手に感謝したい」とし、「(100試合に)出場できるとは思わなかった。常に努力はしてきたが、時間が過ぎるのが本当に早い」と語った。
チリのエドゥアルド・ベリッソ監督は、試合後の「最も印象的だった選手は」という質問に、「孫興ミン」と答えた。ベリッソ監督は「孫は存在だけで試合を変えることができる選手」とし、「1対1の状況で最も脅威的」と評価した。
韓国は2-0で勝利し、チリとの戦績は1勝1分1負となった。先制ゴールは前半12分、ファン・ヒチャンが決めた。
韓国は10日、水原(スウォン)ワールドカップ競技場でパラグアイ戦に臨む。
国際Aマッチ100試合出場達成の感想をつづった孫興ミン=孫興ミンInstagram
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