2024江原冬季ユース五輪で、ノルディックスキー複合とスキージャンプの競技が行われるアルペンシア・スキージャンプセンターの全景=江原道・平昌郡
[江原=ユン・スンジン]
[写真=ユン・スンジン]
冬季スポーツの有望株たちのチャレンジと情熱が輝く「2024江原冬季ユース五輪」の開幕が約1カ月後に迫った。
12~13日、海外文化広報院と2024江原冬季ユース五輪組織委員会は、大会の開幕を控え、準備の様子を公開するために、内外の記者を対象に「2024江原冬季ユース五輪・ファムツアー」を行った。
米国・ロシア・ベトナム・中国・オーストラリア・韓国の6カ国から来た記者団は江陵(カンルン)カーリングセンター、江陵スピードスケート場、平昌(ピョンチャン)アルペンシア・スライディング・センターなどの競技場を見学し、準備の様子を確認した。
江陵カーリングセンターで行われたインタビューで、取材陣の質問に答えるカーリング国家代表のチャン・ユビン(左)、イ・ソウォン選手=12日、江原道・江陵市
12日午前、プレスツアーの最初の日程で江陵カーリングセンターを訪れた。2018平昌冬季五輪当時、韓国女子カーリング代表チームの「チーム・キム」(キム・ウンジョン、キム・ギョンエ、キム・チョヒ、キム・ソンヨン、キム・ヨンミ)が銀メダルを獲得し、韓国カーリングの新しい歴史を残した場所だ。この日「チーム・キム」の義城(ウィソン)女子高校の後輩であり2024江原冬季ユース五輪のカーリング国家代表であるチャン・ユビン、イ・ソウォン選手が競技場を訪問した。
チャン選手は「平昌五輪で活躍する先輩たちの姿を見て、カーリング選手の夢を育てた」とし「残りの期間、しっかり練習して良い成績を収めたい」と話した。イ選手も「チーム・キムが銀メダルを取ったこの場所で必ずメダルを取りたい」と話した。
次は、オリンピックの正式種目である5対5ホッケー競技と江原2024で新設された3対3競技が行われる江陵ホッケーセンターを訪問した。この競技場を管理するアイスメーカーのチョン・ミョンス所長は「3対3の競技を先に行った後、5対5の競技を行わなければならないため、16時間以内に厚い氷を再び薄く削る練習を繰り返し行っている」とし「この作業は国内で初めてなので、何度も練習を重ねる必要がある」と説明した。
「2024江原冬季ユース五輪・ファムツアー」に参加した記者たちが来年1月19日2024江原冬季ユース五輪の開会式が開かれる江原道・江陵市にある江陵スピードスケート場を見学する様子。組織委員会の関係者によると、来年1月2日から12日まで氷上トラックの再建作業が進められる予定=12日、江原道・江陵市
プレスツアー2日目には、2024江原冬季ユース五輪の開会式が開かれる江陵スピードスケート場を見学した後、ボブスレー・スケルトン・リュージュの競技が行われる平昌アルペンシア・スライディング・センターを訪問した。平昌五輪当時、国家代表のユン・ソンビン選手が男子スケルトンで韓国初の金メダルを獲得した場所だ。
この日、競技場で会ったリュージュ青少年国家代表のキム・ハユン選手は、自国で行われる初の冬季ユース五輪への期待感をのぞかせた。キム選手は「実際の競技場で着実に練習してきたので、より良い成績を収めることができるはずだ」と自信を見せた。また「海外にあるほとんどのトラックとは異なり、平昌のトラックはユース・ジュニア・レディートラックの出発点が続いており、休める空間もあるので、より楽だ」と競技場のメリットを説明した。
2024江原冬季ユース五輪組織委員会のキム・ジェファン報道官はこの日、2018平昌冬季オリンピック記念館で開かれた「江原道2024大会の経過および準備状況の報告」で、「江原道はすでに冬季オリンピックを成功的に開催した経験がある」とし「平昌オリンピックの遺産を土台にして開かれる今回の大会は、オリンピック前後、そして大会期間中に行われる多様な文化活動を通じて、青少年に楽しい時間を与えるだろう」と述べた。
2024江原冬季ユース五輪でボブスレー・スケルトン・リュージュ競技が行われる平昌アルペンシアスライディングセンターの全景=江原道・平昌郡
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