世界銀行は15日、国内総生産(GDP)と1人当たり国民総所得(GNI)に関する資料を発表した。写真はソウル全景=ゾン・ハン撮影
[イ・ユンソ、イ・ギョンミ]
2017年の韓国の国民1人当たりの国民総所得(GNI)は、前年比14ランク上がった31位、国内総生産(GDP)は1ランク下がって12位となった。
世界銀行が16日発表した2017年全世界国家GDP及びGNIに関する資料によると、1人当たりGNIは2万8380ドルで、2016年に比べ14ランク高い。GNIは、国民が1年間に新たに生み出した財とサービスの付加価値の合計のことで、国民所得をGDPより正確に反映する。これを通じて韓国国民の平均生活水準が大きく改善されたことが分かる。
一方、韓国の経済規模を表すGDPは、1兆5308億ドルを記録した。
GDPは、国籍とは関係なく、国内で新しく生産された商品やサービスの付加価値の総計で、一国の国内の経済活動の規模や動向を総合的に示す指標として用いられる。
今回の発表で、1人当たりGNIの1位はマン島、2位はスイス、3位はノルウェーで、GDPでは米国が1位で、中国・日本・ドイツ・英国の順だった。
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