映画「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」の来韓記者懇談会が、ロッテシネマワールドタワーで行われた。(左から)サイモン・ペッグ、ポム・クレメンティエフ、トム・クルーズ、ヘイリー·・アトウェル、グレッグ・ターザン・デイビス、監督のクリストファー・マッコーリー=8日、ソウル
[ソウル=ソ・エヨン]
[写真=イ・ジョンウ]
[映像=パラマウント・ピクチャーズ韓国公式ユーチューブ]
「今回が12回目の訪韓です。幼い頃から訪韓は、私の夢の一つでした。」
ハリウッドスターのトム・クルーズが、映画「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」の公開を控えて韓国を訪れた。8日、ソウル・松坡(ソンパ)区のロッテシネマワールドタワーで来韓記者懇談会が行われた。トム・クルーズは、「韓国に来るのは毎回楽しい。今回も韓国で作品を公開することができて、とてもうれしい」と話した。
この日、記者懇談会にはトム・クルーズをはじめ、俳優のヘイリー·・アトウェル、サイモン・ペッグ、ポム・クレメンティエフ、グレッグ・ターザン・デイビス、監督のクリストファー・マッコーリーが参加した。
韓国の取材陣の質問に答えるトム・クルーズ(左)と監督のクリストファー・マッコーリー=8日、ソウル
トム・クルーズが韓国を初めて訪れたのは、1994年、映画「ヴァンパイアとのインタビュー」の時だった。今回が12回目の訪韓で、ハリウッドスターのうち、最も多く韓国を訪れた。トム・クルーズは「新しい場所を訪れたら、旅行ばかりするのではなく、新しい文化の中で働きながら、受け入れようとする」とし、「韓国は美しい国だ。いつも温かいおもてなしに感謝している」とほほ笑んだ。
「ミッション:インポッシブル8」でパリ役を演じた韓国系フランス人俳優のポム・クレメンティエフは、「母親が韓国人だ。韓国に再び来ることができ、とても意味深く思っている」と付け加えた。
トム・クルーズは、来韓するたびに、ソウルのあちこちを回りながら韓国を楽しんでいるそうだ。今回も、クリストファー・マッコーリー監督と一緒にチキン屋とカフェを訪れた。SNSでは目撃談が話題になった。来韓記者懇談会を開いた後、レッドカーペットのイベントに約3時間滞在するなど、素晴らしいファンサービスを披露した。
レッドカーペットイベントで韓国のファンと記念撮影を行うトム・クルーズ=8日、ソウル
トム·クルーズは、30代に始めた「ミッションインポッシブル」シリーズを60代になってもやり続けている。トム·クルーズは、俳優でありながら製作者としてもトップの座に上がった。しかも、スタントマンなしで、すべてのアクションシーンを撮っている。今回の作品でも、トム·クルーズのパワフルな演技が期待されている。
トム・クルーズは、今回の作品で2438m上空を時速225kmの風に当たりながら、飛行機の翼にぶら下がった。裸体で深い海の中に飛び込んだり、水中での任務を遂行する。さらに、ノルウェー最北端にあるスヴァールバル諸島では、氷点下40度の寒さを耐えながら演じたという。
トム・クルーズは40年以上、数多くの映画に出演してきたが、いまだにウォーミングアップ中のようだと語る。「今まで学んだことをこれからも適用する」とし、「個人的な目標も、作りたい映画もたくさんあるので、(私のキャリアは)ネバーエンディングだ」と話した。
「ミッションインポッシブル8」は、絶体絶命の危機に追い込まれたイーサン・ハント(トム・クルーズ)とIMFチームのメンバーが、一つのミッションに命がけで挑戦するストーリーだ。今月17日に韓国で、世界初の公開を控えている。
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