経済

2021.04.27

210427_GDP

生活家電コーナー=聯合ニュース


[チョン・ジュリ、キム・ウニョン]

韓国銀行(中央銀行)が27日に公開したデータによると、1~3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)が前期比1.6%増の470兆8460億ウォンだった。昨年の同期(468兆8143億ウォン)より増え、新型コロナ禍前の水準に回復している。

昨年のGDP成長率は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、1~3月期(1.3%減)と4~6月期(3.2%減)はマイナスとなり、7~9月期(2.1%増)と10~12月期(1.2%増)はプラスに転じた。

部門別にみると、輸出は自動車や携帯電話などを中心に1.9%、輸入は機械や装備を中心に2.4%伸びた。民間消費は耐久財(乗用車・家電製品)と非耐久財(飲食料品など)の消費が増え、1.1%増加に転じた。設備投資は6.6%、建設投資は0.4%増加。

業種別の成長率は製造業が2.8%、サービス業が0.8%、建設業が0.4%だった。

韓国銀行の朴良洙(パク・ヤンス)経済統計局長は、4月から12月までの成長率が0.4%から0.5%までを維持すれば、年間成長率が3.6%になると説明した。

洪楠基(ホン・ナムギ)経済副総理兼企画財政部長官は、1~3月期の成長率について「主要機関や市場の予想値よりも上回る結果」と説明。韓国の今年の経済成長率を3%台後半と予測した。

etoilejr@korea.kr