韓国銀行の発表によると、今年9月の経常収支は111億2000万ドルの黒字を記録した=仁川港湾公社
[パク・ヘリ]
今年9月の韓国の経常収支は、半導体や自動車などの輸出に支えられ、111億ドルを超えた。
7日、韓国銀行が発表した「2024年9月国際収支(暫定)」によると、9月の経常収支は111億2000万ドルで、5カ月連続で黒字を記録した。9月としては、歴代3番目の実績である。
9月の輸出(通関基準)は、半導体(36.7%)とIT機器(30.4%)の輸出が増加したことで、昨年同期比9.9%増の616億7000万ドルと集計された。東南アジア(16.2%)、中国(6.3%)、欧州連合(5.1%)、米国(3.4%)などで輸出が伸びた。
9月の輸入は、半導体製造装備(62.1%)と貴金属および宝石類(47.8%)の輸入が増加したことで、4.9%増の510億ドルを記録した。輸出増加率(9.9%)が輸入増加率(4.9%)を上回り、輸出と輸入の差である商品収支は、106億7000万ドルの黒字を記録した。
サービス収支を見ると、1億ドルの黒字を記録した知識財産権の使用料収支が今回、6億6000万ドルの赤字に転換し、22億4000万ドルの損失を出した。
資本流出入を示す金融勘定純資産は、126億8千万ドル増加した。直接投資を見ると、韓国人による海外投資は24億7000万ドル、外国人による国内投資は14億4000万ドル増加した。
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