釜山港・新港の様子=釜山港湾公社
[ソ・エヨン]
韓国銀行が6日に発表した10月の国際収支によると、経常収支は97億8000万ドル(約1兆4690億円)の黒字だった。5月から6カ月連続で黒字を維持した。
商品収支は81億2000万ドルで、19カ月連続の黒字となった。しかし、石油製品の輸出増加が鈍化し、前月(104億9000万ドル)より黒字幅が縮小した。輸出は600億8000万ドルで、前年同月比4.0%増加した。
サービス収支は17億3000万ドルの赤字だった。
品目別でもみると、半導体(39.8%)、鉄鋼製品(6.8%)、乗用車(5.2%)などが増加した。
地域別では、中国(10.8%)、東南アジア(7.7%)、欧州連合(5.7%)、米国(3.4%)の順で輸出が好調だった。
韓国銀行は先月、今年の経常収支の見通しを従来の730億ドルから900億へと上方修正した。
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