高宗皇帝の外交的接見をテーマとした「大韓帝国外国公使接見礼」は、徳寿宮の静観軒で5月2日から7日まで再現される。
[キム・ウニョン]
[写真=文化財庁]
朝鮮時代の宮廷文化が窺える祭りが韓国の4大古宮(景福宮・昌徳宮・昌慶宮・徳寿宮)と宗廟で4月28日から5月7日までの10日間、開催される。
「第3回宮廷文化祝典」は今月28日、景福宮の興礼門広場で開幕式を始め、5月7日まで計29つの展示、公演、儀礼、体験イベントが続く。
今回注目すべきイベントは、今月29日から4日間徳寿宮の中和殿で開かれる「高宗皇帝即位式」である。大韓帝国の宣布120周年を迎えた今年、コジョン(高宗、1852~1919)が大韓帝国を宣布し、皇帝であることを明らかにした1897年の即位式を初めて再現する。
即位式と共に徳寿宮では、大韓帝国に出会える多様なイベントが開かれる。
5月2~7日までは、静観軒で、高宗が外国使者と会う場面を再現する「大韓帝国外国公使接見礼」、29日から5月7日までは高宗が愛した飲料「コーヒー」が味わえる「大韓帝国と珈琲茶」が開かれる。 中和殿では、即位式以外にも「大韓帝国音楽会」が5月4日と5日、そして7日に開催される。
徳寿宮・石造殿の前にある噴水台では、高宗皇帝が愛した飲料「コーヒー」が味わえるイベントが開かれる。
王室文化が五感で感じられるイベントも「宮廷文化祝典」期間の間続く。
景福宮では「水刺間・試食共感(4.29~5.7)」で、大韓帝国皇帝が食べた「順従粗膳」と「(ヘリン)海隣盤上」が味わえる。また、高宗と興宣大院君、明成皇后など朝鮮王室人物の物語「野外宮中劇-高宗、黎明の光を求めて(5.3~5.6)」が開かれる。
大部分が無料で参加できるこの祝典プログラムの詳細事項は「宮廷文化祝典」で確認できる。
http://www.royalculturefestival.org/eykim86@korea.kr