文化

2019.09.03

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韓国語スピーチ大会に出席し、参加者の発表を聞く金正淑大統領夫人=2日、タイ

韓国語スピーチ大会に出席し、参加者の発表を聞く金正淑大統領夫人=2日、タイ



[キム・ヘリン、イ・ギョンミ]
[写真=青瓦台フェイスブック]

タイでは今、韓国語学習の人気がすごい。

タイ教育省は、2016年に韓国語を第2外国語科目に採択し、2018年度の大学入学試験のから適用した。韓国語は韓流を楽しむために趣味で習う言語という今までのイメージをくつがえし、タイに韓国の文化パワーを発信している。韓国語を勉強するタイの学生は約4万人で、世界で最も多い。

タイでは、韓国語スピーチ大会が定期的に開催され、バンコクやソンクラーなど6都市で韓国語能力試験(TOPIK)を行っている。

2日(現地時間)には韓国とタイの教育部が共催した「2019年 タイ中等学生及び大学生の韓国語スピーチ大会」が開かれた。同大会には、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と共にタイを公式訪問中の金正淑(キム・ジョンスク)夫人が出席し、参加者を励ました。

大会に先立って行われた懇談会で金夫人は、「タイは韓国語を勉強する学生が非常に多い国」とし、「韓国語を学ぶことで韓国と韓国人を理解し、両国の架け橋としての役目を担う皆さんに、感謝する」と述べた。

ナラポーン・ジャンオーチャー・プラユット・タイ首相夫人は、「外国語を習うことは、その国をより深く理解し、広い世界へ羽ばたくためのきっかけのひとつになる」とし、「韓国語教育はタイと韓国を繋ぐ役割を果たすだろう」と強調した。

学生たちと写真撮影する金正淑大統領夫人=2日、タイ

学生たちと写真撮影する金正淑大統領夫人=2日、タイ



kimhyelin211@korea.kr