文化

2023.10.27



[チェ・ジンウ]
[映像=国務調整室・国務総理秘書室YouTubeチャンネル]

2030年の国際博覧会(万博)の開催地決定を約1カ月後に控え、釜山誘致を応援する韓国在住外国人のインタビュー映像が26日、 国務調整室・国務総理秘書室が運営するYouTubeチャンネル「総理室TV」に投稿された。

韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理は自身のフェイスブックで「様々な国の外国人が万博の釜山誘致を応援してくれた」とし、「釜山万博が韓国と自国をつなぐプラットフォームになることを願う気持ちが感じられた」と投稿した。


駐フランス韓国文化院でパンソリに出会ってからソリクン(パンソリなどの歌い手)になる決意を固め、韓国芸術総合学校でパンソリを専攻しているカメルーン出身のロル・マポ氏は、パンソリで釜山誘致を応援した。

ドイツ出身の放送人ニッキー氏は、万博に関する韓国とドイツのつながりを紹介した。また、インドネシアのロリタ・サリ氏は、「釜山で万博が開催されれば、首都移転の件について議論するきっかけになるだろう」とコメントした。


モザンビーク出身のマリオ氏は「地球温暖化といった環境問題は、一国のみが努力して解決できる問題ではない」とし、「多くの人々が釜山に集まって、環境問題に関する議論や協力を行ってほしい」と語った。

韓総理は「アゼルバイジャン、コンゴ共和国、ペルーなど、様々な国籍の外国人が万博の釜山開催を応援している」とし、「万博はもちろん重要だが、誘致する過程で構築した人的ネットワークや、韓国に対する深い理解も大事な未来資産」とコメントした。

2030年の万博開催地は、11月28日にフランス・パリで開催される博覧会国際事務局(BIE)総会で決定される。

paramt@korea.kr

関連コンテンツ