「韓国実験美術1960~70年代」の展示が、11日から5月12日まで米・ロサンゼルスのハマー美術館で開かれる。写真は、パク・ヒョンギ作家の「無題」=韓国国際交流財団
[キム・へリン]
「韓国実験美術1960~70年代」展示が、米国ロサンゼルスのハマー美術館でも開かれる。この展示は、国立現代美術館(MMCA)と米・ニューヨークのグッゲンハイム美術館が共同で主催した。
昨年、ソウルにある国立現代美術館で展示が行われた。その後、グッゲンハイム美術館でも約4カ月間、行われ、25万人余りの観客が訪れた。
今回の展示は、11日から5月12日まで、ハマー美術館で開かれる。作品は80点余り。作家のリストは、キム・グリム、ソン・ギョンギョン、パク・ヒョンギ、イ・ガンソ、イ・ゴンヨン、イ・スンテク、チョン・ガンジャ、ハ・ジョンヒョンなど計29人。
当時、青年作家たちは韓国の急激な近代化·都市化による社会変化を芸術で表現した。活用したのは絵、彫刻、写真、映像など多様なメディア。以後、美術史学者であるキム・ミギョンにより「韓国実験美術」と名付けられた。
ハマー美術館は、米国UCLA大学芸術・建築大学所属。古典から現代まで5万点余りの多様な作品を所蔵している。
展示の期間中、LAを舞台に活躍中の韓国系の作家たちと展示を観覧できるプログラムが、27日から5月8日まで4回にわたって行われる。入場料や予約なしで、プログラムの参加が先着順で可能。詳しい内容は、ハマー美術館のホームページ(
https://hammer.ucla.edu/)で確認できる。
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