[コ・ヒョンチョン]
[映像=WASBEユーチューブチャンネル]
吹奏楽を愛する人たちの世界的なフェスティバルである「第20回 WASBE(世界吹奏楽協会)カンファレンス」が京畿(キョンギ)道・広州(クァンジュ)市で開催される。
広州市は15日の開幕式を皮切りに、16日から20日までの5日間、メイン公演やフリンジ、講演、展示など、吹奏楽に関連する多様なプログラムを行うと3日、明らかにした。
WASBEカンファレンスは、世界吹奏楽協会が2年ごとに世界各国で開催するもの。WASBEカンファレンスが韓国で開催されるのは、今回が初めて。
今回、世界27の会員国と音楽関連団体の関係者2000人余りが参加し、メイン公演やフリンジ、講演、展示などを披露する。
メイン公演は、メイン会場の南漢山城(ナムハンサンソン)アートホールで1日2回ずつ行われる。WASBE芸術委員会が米国、ドイツ、スペイン、フランス、オーストラリア、台湾、シンガポールなどの8カ国・13チームを厳選した。
多様なジャンルのアーテイストが参加するフリンジでは、光州市市役所前の多目的広場と陶磁(トジャ)公園、南漢山城人和館などの3カ所で32チームが毎日公演を披露する。観覧は無料。
吹奏楽の世界で最も権威のある専門家らを招待し、学術交流などを通して学べる場も設けた。15日から20日まで南漢山城アートホール小劇場とアカデミー室で、講演者30人余りが19のクラスを担当する。
南漢山城アートホールと陶磁公園広場では、食べ物も楽しめる「野外マーケット」が開かれる。
有料のメイン公演はチケットリンク(https://m.ticketlink.co.kr/global/ja/concert/classic)で予約できる。講演プログラムなどの詳細は、WASBEカンファレンスのホームページ(https://www.wasbe2024.com/)で確認できる。
バン・セファン広州市長は、「WASBEカンファレンスが吹奏楽のオリンピックだとされるのは、ミュージシャンや一般の方、みんなにとって忘れられない感動を与え、学べるチャンスを提供する特別なフェスティバルであるからだ」とし、「多くの方にぜひ楽しんでいただきたい」と話した。
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