文化

2025.05.30

18日、朝の7時半、初夏の緑が落ちる昌徳宮の後苑。朝の後援を自由に散歩できる体験プログラムに参加した。解説もガイドもなしに、それぞれのスピードに合わせてゆっくりと歩くことができる。朝鮮王室の朝の庭園の様子を、写真に収めた。

[ソウル=イ・ジョンウ]

[写真=イ・ジョンウ]


水の音と鳥の声が聞こえてくる。

水の音と鳥の声が聞こえてくる。   


椅子が置いてある。そっと座って、頭の中を空っぽにしてみよう。

椅子が置いてある。そっと座って、頭の中を空っぽにしてみよう。 


芙蓉池(プヨンジ)は「天は丸く、地は四角い」という陰陽五行思想をもとに造成された。四角い池の中に丸い島が積み上げられている。陰陽が結合して宇宙の万物を生成するという陰陽五行説の原理を表現した。芙蓉池の穏やかな水の上に、静かで安定した世界がある。

芙蓉池(プヨンジ)は「天は丸く、地は四角い」という陰陽五行思想をもとに造成された。四角い池の中に丸い島が積み上げられている。陰陽が結合して宇宙の万物を生成するという陰陽五行説の原理を表現した。


宙合樓(チュハムヌ)は、正祖(チョンジョ)が王位に就いた1776年に建てられた。昌徳宮(チャンドックン)の朝の静かな風景が、とても美しい。

宙合樓(チュハムヌ)は、正祖(チョンジョ)が王位に就いた1776年に建てられた。昌徳宮(チャンドックン)の朝の静かな風景が、とても美しい。


韓屋の窓越しに見える風景。空間と自然の相互作用を楽しむ。

韓屋の窓越しに見える風景。空間と自然の相互作用を楽しむ。


雨が降った翌日の朝、渓谷の水が竜の頭の形をした石楼を通じて池に流れ込む。水が落ちる音は、静かな宮殿に響きわたる。

雨が降った翌日の朝、渓谷の水が竜の頭の形をした石楼を通じて池に流れ込む。水が落ちる音は、静かな宮殿に響きわたる。


昌徳宮は自然との調和が完璧だ。シャクヤクの花がきれいに咲いている。

昌徳宮は自然との調和が完璧だ。シャクヤクの花がきれいに咲いている。 


五味子(オミジャ)茶とおこげ茶。ホッとする味だ。

五味子(オミジャ)茶とおこげ茶。ホッとする味だ。


昌徳宮の後苑は1406年、昌徳宮の北側に初めて造成された。壬辰倭亂の時にほとんど焼失したが、1610年に再び作られた。その後、改修と増築を重ね、現在の姿に至る。昌徳宮の後苑は、王家の休息と散策のための場所だが、詩を書いたり、弓術や釣り、花見、花火なども行われた。

b1614409@korea.kr