食・旅行

2014.12.01

성산일출봉 정상에 오른 사람들이 주변 풍경을 사진에 담고 있다. 성산일출봉 정상에서는 가운데 넓은 분지가 초원처럼 펼쳐져 있는 분화구의 모습을 한 눈에 볼 수 있다.

城山日出峰の頂上に登った人々が周辺の風景を写真に撮っている。ここでは、広い盆地と草原のように広がる噴火口が一望できる



幅広い年代の男女が山に登る。

登山靴やスニーカー、ハイヒールなどいろいろな履物、色とりどりの服装、そして国籍も様々だ。

はあはあ言いながら登山客が向かう目的地は、済州島の日が昇る「オルム」城山日出峰だ。「オルム」とは、それぞれ噴火口を持つ小さな火山体のことだ。

성산일출봉으로 향하는 길에서 사람들이 발길을 멈춰 풍경을 감상하고 있다.

城山日出峰に向かう途中で、多くの人が足を止めて風景を観賞している



標高182メートルの高さに傾斜もかなり険しいが、登山道はきちんと整備されており、体力的にはきつくても頂上まで登るのはそれほど困難ではない。途中で所々に設置された展望台から済州島ならではの風景を眺め、吹いてくる海風に体を預ければ、流れる汗はいつの間にか乾いている。

頂上に登ると、目の前に広がる光景に思わずため息が漏れる。数千年もの間、風にさらされて削られた約100の岩が王冠のように取り囲む中に、3万坪の広大な草原のように広がる盆地はまるで巨大な城のようだ。山の形が城のようで、頂上から望む日の出が荘厳であることから「城山日出峰」と呼ばれるようになったわけがよくわかる。頂上に立った人々は、景色を鑑賞しながら、自国の言葉でそれぞれ感想を話す。

성산일출봉은 주변에 100개 남짓의 바위가 성처럼 둘러싸여 있고 일출이 장관이라 하여 붙여진 이름이다.

城山日出峰は、100余りの岩に囲まれた山が城のような形をし、日の出が荘厳なことから、こう呼ばれるようになった


제주도 동북쪽에 있는 성산일출봉은 바다 한가운데서 화산이 수중폭발해 생겨난 오름이다.

済州島の北東部にある城山日出峰は、海の真ん中で火山が水中爆発することによってできた



城山日出峰は5千年前、海の真ん中の海底で火山が水中爆発することによってできた。どんぶりのような形をした巨大な噴火口が特徴だ。ここは、済州島の火山地形を示す代表的なものの一つだ。波で浸食され、はっきりと現れた堆積層の断面も美しさを演出している。

성산일출봉 진입로 옆의 초원에서는 제주도의 상징동물 조랑말을 타 볼 수 있다.

城山日出峰の進入路の横に広がる草原では、済州島のシンボルの小馬に乗ることができる


성산일출봉 하행길을 따라 오른쪽으로 내려가면 보이는 해안가.

城山日出峰の下り道に沿って下りていくと見えてくる海岸線


長い歳月をかけて自然と風、水と火がつくり出した城山日出峰の神秘的な姿は、頂上から眺めると絶景だ。頂上の観覧台に腰を下ろし、海風を浴びていると日頃の悩みなど忘れてしまいそうだ。頂上でしばし憩いを楽しみ、下りてくる人々の足取りは軽い。二手に分かれていてどちらかを選択できる下り道は、左に行った草原では済州小馬の乗馬体験を楽しむ人々が見え、右には曲がりくねった玄武岩の海岸がある。ここでは、海女によるパフォーマンスを観賞することもできる。

記事:コリアネット ユン・ソジョン記者
写真:コリアネット チョン・ハン記者
arete@korea.kr