「ソウル都心登山観光センター北岳山」が18日にオープンした。ソウルで登山に挑戦する外国人観光客ならぜひ利用してみることをおススメする=ソウル・鍾路区・三清洞、シャルル・オドゥアン
[ソウル=シャルル・オドゥアン]
去る12日、暖かい春の日差しを浴びながら、景福宮(キョンボックン)の近くを歩いていた。その日の服装はシャツとジーンズ。誰もが知っているソウルの人気スポット、北村(プクチョン)のギャラリーやかわいいカフェにでも行くような服装だったが、実は山登りに行く途中だった。
目的地に到着したのは午前9時。鍾路(チョンロ)区・三清(サムチョン)洞・文化通りにある2階建ての韓屋(ハノク)。ソウル観光財団が運営する「ソウル都心登山観光センター北岳(プガク)山」だ。
外国人観光客がソウルの都心にある山をさらに楽しめるように18日、公式オープンした。2022年9月にオープンした「ソウル都心登山観光センター北漢(プカン)山」に続く2号店である。
外国人観光客がさまざまな登山用品を借りることができる。また、ガイドが案内してくれるプログラムに参加することもできる。英語、中国語、日本語で案内し、登山情報なども提供する。
北岳山店はロケーションが最高だ。景福宮、北村韓屋村、光化門(クァンファムン)広場などソウルの主要観光地と隣接している。外国人観光客が韓国の歴史や文化、自然をまとめて楽しめるのだ。このようなメリットを生かし、都心で気軽に遠足やキャンプを楽しめるようにしたいという。今後、レンタル装備を多様化する計画だ。
「ソウル都心登山観光センター北岳山」が運営する今年初の体験プログラム。写真は、参加者たちが北岳山の階段を上る様子=12日、ソウル、シャルル・オドゥアン
ソウル都心登山観光センター北岳山店の開館式で歓迎の挨拶をするオ・セフンソウル市長=18日、ソウル、ソウル観光財団