政策

2017.07.03

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文在寅大統領(右)と国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長=3日、青瓦台


[ソン・ジエ、キム・ウニョン]

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は3日、青瓦台(大統領府)で、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と「2018平昌冬季オリンピック・パラリンピック(平昌冬季オリンピック)」の成功について意見を交わした。

平昌冬季オリンピックについて、文大統領は「新政権が発足してから初めて開かれる大規模の国際イベントだ」とし、IOCに積極的な支援や協力を求めた。

これに対して、バッハ会長は「2020年東京、2022年北京オリンピックを控えた日本と中国の協力も重要だ。お互い良いパートナーになるだろう」と答えた。

北韓の参加について、文大統領は「北韓の参加はオリンピックの精神に寄与すると共に、世界の平和・人類和合にも寄与する」とし、「南北に分断されて傷ついた国民が癒される平和のオリンピックになってほしい」と述べた。さらに、「平昌冬季オリンピックの成功には、北韓の参加が望ましいとの認識を(韓国とIOCと)共有した」と述べた。

これに対して、バッハ会長は「ドイツ人として分断国家の苦痛が分かる」とし、「我々は同じ船に乗っている。韓国そしてオリンピックの精神のため、オリンピックの成功に向け支援・協力し確実なパートナーになる」と約束した。

eykim86@korea.kr