政策

2019.08.20

首席秘書官・補佐官会議で発言する文在寅大統領=19日、青瓦台

首席秘書官・補佐官会議で発言する文在寅大統領=19日、青瓦台



[イ・ハナ、イ・ギョンミ]

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は19日、青瓦台(大統領府)で首席秘書官・補佐官会議を開き、平和経済と南北米対話を持続することの重要性をもう一度強調した。

文大統領は、「平和経済は我々の未来において核心的な挑戦であり、機会である」とし、「70年以上の対決と不信の過去を清算し、韓半島の運命を変えること」と述べた。また、「南北の意志だけでなく、国際的な協力が加わる必要があるため、非常に厳しいが、我々が平和で強い国になるには、決して諦められないこと」と付け加えた。

現時点で、南北米対話の開催時期が持つ重要性、対話に臨む指導者らが持つべき姿勢についても強調した。

文大統領は、現在の北朝鮮における非核化の局面について、「この機会を失えば、またいつ同じような機会を作れるか分からない」とし、「割れやすいガラスの器を取り扱うよう、一歩ずつ進める慎重さが必要だ」と述べた。

その上で、「相手の立場を考える知恵と誠意を持つ必要がある」とし、「対話に役立つことは積極的に行い、妨げになることは減らすという相互の努力を共に果たしてこそ、対話の成功を収められる」と述べた。

hlee10@korea.kr