政策

2019.11.11


▲ 노영민 대통령 비서실장이 10일 오후 청와대 춘추관에서 열린 기자간담회에 참석해 모두발언을 하고 있다. 왼쪽부터 정의용 국가안보실장, 노영민 대통령 비서실장, 김상조 정책실장. 청와대

左から鄭義溶・国家安保室長、盧英敏・大統領秘書室長、金尚祖(キム・サンジョ)政策室長=10日、青瓦台



[キム・ウニョン]

文在寅(ムン・ジェイン)大統領の5年の任期を折り返す記者懇談会が10日、青瓦台(大統領府)で開かれた。盧英敏(ノ・ヨンミン)大統領秘書室長と金尚祖(キム・サンジョ)政策室長、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長が、文大統領の任期前半の成果と今後の課題について発表した。

盧室長は、文大統領の任期前半について「包容(包摂)的成長・共に豊かに暮らす国作りに注力した」とし、「韓国の枠組みを変える大転換の時期だった」と評価した。

その成果として、認知症国家責任制と文在寅ケアなどの社会保障施策、第5世代(5G)移動通信システムの商用化、日本による輸出規制強化への対応、新南方政策などを挙げた。

また、「経済・教育・政策などのあらゆる分野において、公正で正義に基づいた国への改革を強く推進し、国民が実感できるように変えていく」と強調した。

鄭室長は、安全保障について「南北や米朝首脳会談などを通じて韓半島における平和プロセスが本格的に進められている」とし、「南北軍事合意を通して、韓半島における冷戦構造を解体させることが平和体制を構築する新たな契機となった」と評価した。

また、「非核化交渉を実現させるとともに、南北協力を強化できる現実的な方策を探る」と付け加えた。

金室長は、保護貿易主義や第4次産業革命、人工構造の変化などの韓国をめぐる環境が不確実であるため、成果が確認された政策は強化し、そうでない政策は修正していくことにした。

eykim86@korea.kr