政策

2020.06.02

190923_Presidente Moon and President Trump

首脳会談に先立ち、トランプ米大統領と握手を交わす文大統領(左)=昨年9月23日、米ニューヨーク、聯合ニュース


[キム・へリン、キム・ウニョン]

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、ドナルド・トランプ米大統領と電話会談を約15分間行い、主要7カ国(G7)首脳会議への招待を受けたことを歓迎し、喜んで出席する考えを示した。青瓦台(大統領府)の姜珉碩(カン・ミンソク)報道官が伝えた。

文大統領は、電話で「防疫と経済の両面で韓国ができる役割を果たしたい」とし、「適切な時期に各国の首脳が顔を合わせることになれば、世界が正常な状況や経済に戻るサインとなるだろう」と述べた。

トランプ米大統領は、G7について「現在の国際情勢を反映していない古い体制だ」と指摘し、「G11かG12体制に拡大する案を模索している」と述べた。

これに対し、文大統領は「G7は世界的な問題に対応し、解決策を見いだすのに限界がある」とし、「韓国やインド、ロシアを招待したことは適切な措置だ」と応じた。

また、11カ国のほか、ブラジルを加えることについては「人口、経済規模、地域の代表性などを考慮し、加えることが適切だ」との考えを示した。

文大統領とトランプ大統領の電話会談は25回目で、今年に入っては3回目となる。

kimhyelin211@korea.kr