韓国型戦闘機の試作機第1号=防衛事業庁
[イ・ギョンミ]
韓国の空を守る韓国型戦闘機(KF―X)の試作機第1号の組み立てが始まった。完成した機体は、来年の上半期に公開される予定。
防衛事業庁は3日、韓国航空宇宙産業(KAI)がKF-X試作機の最終組み立てを始めたと発表した。
今回の最終段階では、制作が終わった胴体や翼など、機体の各主要構成品を組み立てる。2015年12月から本格的な開発が進み、約5年ぶりのことである。
特に、去年の8月には、海外からの技術移転なしに、韓国自主開発は難しいと懸念されていたアクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダーの試作品の開発に成功するなど、KF-X開発事業は順調に行われている。
韓国型戦闘機の導入事業は、韓国軍隊の創設以来、最大規模の武器開発事業である。開発費用は8兆6千億ウォン(約7698億2983万円)に達し、今後10兆ウォン(8947億3449万円)をつぎ込み、120機を生産する予定である。
韓国軍は、約5年間にわたる地上テストや飛行テストなどを経て、2026年までに開発完了を目指す。
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