政策

2020.09.25

200925_President Moon & Suga_phone summit

文在寅大統領は24日、菅義偉首相と電話で会談した=聯合ニュース


[イ・ギョンミ]

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は24日、日本の菅義偉首相と約20分間、初めて電話で協議し、韓国と日本の関係発展や韓半島情勢に関して意見を交わした。青瓦台(大統領府)の姜珉碩(カン・ミンソク)報道官が記者会見で伝えた。

文大統領は電話で、「韓国と日本は、基本的価値と戦略的利益を共有する最も近い友人であり、北東アジアおよび世界平和と繁栄に向け、共に協力していくべきパートナーである」と述べた。

これに対し、菅首相は「韓日両国の関係が、歴史問題から始まる様々な懸案により厳しい状況にあるが、文大統領と共に両国関係を未来志向的に構築していくことを希望する」と答えた。

両首脳は、新型コロナウイルスへの対応策に関しても議論した。

文大統領は「両国が新型コロナの危機を乗り越え、ポストコロナ時代への対応が必要である今こそ、両国がお互い協力し、両国の国民に力と心の癒しが必要な時」と強調した。

菅首相は「文大統領のリーダーシップの下で、韓国はK防疫の成果をあげている」とし、「新型コロナに関するいろんな課題を共に解決していきたい」と述べた。

また、文大統領は「菅首相就任を機に、強制徴用など両国間における懸案解決に向けた意志疎通の努力を新たな気持ちで加速させよう」と呼び掛け、菅首相も懸案解決のための努力を促進していく意思を示した。

km137426@korea.kr