駐韓米大使を務めるハリー・ビンクリー・ハリス・ジュニアと文在寅大統領(右)=19日、青瓦台
[ユン・ソジョン、キム・ウニョン]
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は19日、離任するハリー・ビンクリー・ハリス・ジュニア駐韓米大使と30分面会した後、韓国の伝統酒である「安東焼酎」をプレゼントした。青瓦台(大統領府)の姜珉碩(カン・ミンソク)報道官が同日、書面で公開した。
文大統領は、ハリス大使が赴任した2018年当時、「安東焼酎」が好きだと話したことに触れ、韓米関係や韓半島の平和構築について、緊密に協力してきたことを高く評価した。また、韓米同盟に対する持続的な関心と支持を求めた。
これに対し、ハリス大使は「韓国での思い出と韓国人と結んだ友情を大切にする」とし、「自身の在任中に韓国戦争の勃発から70年となる記念式典が開かれ、参戦兵らの犠牲と献身がたたえられる様子に感動した」と語った。
また、今後の韓米同盟について「軍事や文化、科学技術分野などで両国が協力していく」と述べた。
韓国の新型コロナウイルス感染対策については、選挙方式などに触れ、「韓国のコロナ対策の様子を直接見られたことが、うれしい」と述べた。
文大統領も、韓米同盟の強化や韓半島の平和構築のほか、新型コロナや気候変動などの国際課題についても緊密に協力していくことにした。
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