政策

2021.08.26

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会議を主宰する洪楠基・経済副首相兼企画財政部長官=26日、ソウル、聯合ニュース


[セラ・オケイリ、キム・ウニョン]

洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官は26日、ソウル政府庁舎で会議を開き、新型コロナウイルス感染対策として韓国国民の約88%に支援金を支給するという方針を固めた。


対象となるのは、コロナ禍で生活が困窮している所得下位80%。秋夕(中秋節、9月21日)前に1人当たり25万ウォン(約2万3600円)を支給する。ただ、一人暮らしや共働きの場合、所得範囲を拡大し、支給する。2034万世帯に11兆ウォンを支給すると想定している。


韓国政府は、今月末までに国民支援金の支給準備を終えるが、支給時期は新型コロナの状況を鑑みて防疫当局と協議の上、決定するとしていた。

また、今月末からコロナ禍で収入が減少するなど苦境に陥っている世帯に4兆1000億ウォンを支給する。

sarahoqelee@korea.kr