５・１８民主化運動の記念式典で演説する尹大統領＝１８日、光州

［キム・ウニョン］
［写真＝聯合ニュース］

１９８０年に韓国の光州市で民主化を求める大規模なデモが起き、多くの犠牲者が出た「５・１８民主化運動（光州事件）」から１８日で４２年を迎えた。「民主」「人権」「平和」の精神を継承することで、１９９７年５月９日に国の記念日となった。

尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は、同市で開かれた記念式典に出席し、「自由民主主義と人権の価値は国民を一つにまとめる統合の哲学」と語った。

民主化運動への精神である「５月の精神」については「普遍的価値の回復であり、自由民主主義の憲法精神そのものだ」とし、「その精神は皆のもので、韓国の貴重な資産だ」と語った。「国民が血を流し、自由民主主義を求めてきた」とし、「国民統合の基礎だ」と強調した。

尹大統領は、光州市と全羅道の経済活動に言及し、「共同繁栄の道に進めるよう、最善を尽くす」と語った。

同式典のテーマは、「５月を捧げる」。光州事件から始まった民主主義の価値を共に拡散させていくという意味が込められている。式典は、献花・黙祷、追悼公演、記念の挨拶の順で５５分間、行われた。民主化有功者やその遺族、政府関係者などの２０００人余りが出席。

５・１８民主化運動の記念式典に出席し、焼香する尹大統領＝１８日、光州

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