景福宮を訪問し、記念撮影をする外国人観光客=12日、ソウル、聯合ニュース
[イ・ダソム]
文化体育観光部は15日、韓国観光公社、韓国訪問の年委員会と共同で「2024韓国訪問の年」に関する主要10大事業を推進すると発表した。これを受け、韓国を訪れる外国人観光客を積極的に誘致することを目指す。
まず、「Kカルチャー観光イベント100選」を発表し、外国人観光客が韓国の文化・芸術、コンテンツ、ゲーム、スポーツ、料理など、様々な韓国の文化を全国各地で楽しめる商品を開発する。
特に、22カ国・地域にある32の海外支社を通じて、大規模な展示・公演芸術祭りや、これに連携した訪韓商品を現地で広報する方針だ。
5月から10月までは、全州(チョンジュ)や慶州(キョンジュ)などで、「K-POPプレー・グラウンド」というイベントが週替わりで行われる。K-POPダンスを楽しんだり、韓国文化のグッズを販売するポップアップストアを訪問することができる。
6月にはKビューティーやファッション、医療などに関する製品を体験し、購入できる「コリア・ビューティ・フェスティバル」が行われる。10月には大規模な韓流コンサートを開催する「大型韓流フェスティバル」でK-POPと韓国観光を同時に満喫できる。
特に、夏のピーク期が過ぎても訪韓外国人客数を持続的に誘致するため、9月から11月まで「コリア・バケットリスト」事業を推進する。この事業を通じて韓国行き航空券を予約した1万人の外国人には、韓国でやりたいことを体験できる機会が与えられる。
文化体育観光部は、主にソウルを訪れる外国人観光客に、韓国の他の地域も訪問してもらえるよう「地域観光活性化特別プロモーション」を実施する。各地域の様々な文化や料理、自然環境などを特徴とするユニークな観光商品を用意し、商品化する予定だ。
他にも、「インバイト・ユー(Invite You)招待事業」を通じて、韓国と縁のある外国人30人を韓国に招待し、彼らのニーズに合わせた観光プログラムを支援する。また、主な国際空港(仁川・金浦・済州・金海)で観光・交通・グルメ・買い物情報などを多言語で提供するブースを運営する。
113の企業が参加する「K観光協力団を活用したプロモーション」も行い、様々な観光商品とサービスが開発できるよう、参加する企業間での協力体制を整える予定だ。
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