京畿道・平沢と忠淸南道・牙山を結ぶ牙山高架橋
[キム・ヘリン]
[写真=国土交通部]
西海線(洪城~西華城)、長項線(新昌~洪城)、浦升-平沢線(安仲~平沢)の3つの路線が2日から同時に開通する。
忠淸南道・洪城(ホンソン)駅と京畿道・西華城駅を結ぶ、新設の西海線は(延べ90km)、 牙山(アサン)、 唐津(タンジン)、洪城、平沢(ピョンテク)、華城(ファソン)、安山(アンサン)など、西海岸圏域の主要都市を通過する。洪城駅から西華城駅まで、ITXマウムが一日、往復8回運行される。所要時間は約1時間。
忠淸南道・天安(チョナン)と全羅北道・益山(イクサン)を結ぶ長項線は、今回、新昌(シンチャン)~洪城区間(36.35km)を複線化して開通する。2008年に天安~新昌区間を複線化して以来2回目。従来のムグンファ号とセマウル号の運行に、ITXマウムが1日2回追加された。これを受け、ソウル竜山~洪城区間の一日の運行回数も計30回に増えた。
浦升-平沢線は、物流団地の急増している物量を処理するために進められた。2015年、宿城~平沢(13.4km)の第1段階区間が開通して以来、今回、第2段階区間である安仲~宿城(9.4km)が新たに建設された。非電化区間だった第1段階区間を含め、全区間(22.8km)を電化した。
西海線、長項線、平沢線の3路線を連携させ、洪城~天安~平沢~安仲を循環するITXマウムが一日6回、運行する。国土交通部はこれを受け、忠淸南道の西北部と京畿道の南部が一つの生活圏になり、地域の観光産業も活性化すると期待する。
西海線、長項線、平沢線の列車運行計画図
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