政策

2025.01.09

政府ソウル庁舎で、チェコのペトル・フィアラ首相と電話で話すチェ・サンモク大統領権限代行副首相兼企画財政部長官(左)=8日、ソウル・鍾路区、企画財政部

政府ソウル庁舎で、チェコのペトル・フィアラ首相と電話で話すチェ・サンモク大統領権限代行副首相兼企画財政部長官(左)=8日、ソウル・鍾路区、企画財政部


[テレシア・マーガレット]

韓国とチェコが国交樹立35周年、戦略的パートナー関係10周年を迎え、ドコバニ原発建設をはじめとするプロジェクトを持続的に推進することを決めた。

チェ・サンモク大統領権限代行副首相兼企画財政部長官が8日、チェコのペトル・フィアラ首相と電話会談を行った。企画財政部は、両国が原発における協力に続き、先端産業、科学技術、経済・金融などの分野における協力拡大に向けて具体的に協議していくことで意見が一致したとこの日、明らかにした。

チェ・サンモク大統領権限代行副首相兼企画財政部長官は、電話会談で「状況は厳しいが、韓国政府は経済や安保などの分野で、堅実に業務を遂行する。対外関係を安定的にマネジメントしていく」と強調した。

さらに「ドコバニ原発建設事業などの両国の主要協力事業や高位級の交流など、外交においても支障をきたすことなく推進していく」と付け加えた。

フィアラ首相は「韓国の民主主義に対する回復力を信頼している。今年の両国の友好関係が持続的に強化されていくことを期待する」と答えた。

一方、産業通商資源部と外交部は、8日(現地時間)に米エネルギー省および国務省と「韓米原子力輸出および協力原則に関する機関間約定(MOU)」を締結したと9日、発表した。主な枠組みは、両国の原発に関する協力ルールの再確認と輸出統制における協力の強化だ。

これに伴い、「グローバル包括戦略同盟」として、今後、世界原発市場における両国の協力と互恵関係が期待される。

margareth@korea.kr