政策

2025.03.04

カーボ・ドラゴーネNATO軍事委員長とオンライン会議を行うキム・ミョンス合同参謀議長=先月20日、合同参謀本部

カーボ・ドラゴーネNATO軍事委員長とオンライン会議を行うキム・ミョンス合同参謀議長=先月20日、合同参謀本部


[カン・ガヒ] 

韓国と北大西洋条約機構(NATO)が先端科学技術における共同研究開発へ乗り出す。

国防部は「3月1日付で、NATO科学技術機構(STO)パートナーシップに加入した」ことを明らかにした。

韓国は、NATO・STOのパートナー国家として、加盟国と同様にNATO・STO理事会への参加と先端科学技術分野における共同研究開発が可能になった。
NATO・STOは、先端科学技術におけるNATO加盟国間の協力に向けた機構である。韓国は日本、オーストラリアに次いで3番目の加入国家となった。

国防部は韓国がパートナーシップに加盟したことについて、「国防科学技術における欧州との多国間協力の土台となり、韓国とNATOの協力がさらに深まるだろう」と説明した。

国防部のチェ・ジャンシク先端戦力企画官は、「韓国のNATO・STOパートナーシップへの加盟は、研究における科学技術先進国との協力を強化し、国防研究機関の活動範囲の拡大につながるだろう」とし、「国防部レベルで持続的に尽力する」と述べた。

kgh89@korea.kr