済州国際コンベンションセンターで、2025年APEC雇用労働長官会議が開かれた=12日、済州
[アフメットジャヴァ・アイスル]
2025APEC雇用労働長官会議が11~13日、済州(チェジュ)国際コンベンションセンターで開催される。人工知能(AI)の活用とそれに伴う新たな雇用形態の導入など、急変する労働環境に対応するための方案を模索する。
雇用労働部によると、会議にはチリのジョルジオ・ボカルド・ボソニ労働社会保障部長官、マレーシアのスティーブン・シム人的資源部長官など、会員国21カ国の雇用労働関連首席代表が参加する。
今回のAPEC雇用労働長官会議は2014年のベトナム会議以後、11年ぶりに開催された。 韓国で開かれるのは1997年以降、28年ぶりだ。
会議のテーマは、「未来に向けた持続可能な労働市場と働き口」。労働市場における構造の変化が、良質な雇用創出はもちろん、格差問題を防ぐための政策や協力方案について議論を行う。
参加者たちはAIなどの新しい技術や雇用形態、少子高齢化への対応などに関する共同声明を発表する計画だ。
AIと人口構造の変化に対する対応は、10月に開催されるAPEC首脳会議の主要議題として反映される。
aisylu@korea.kr