食品医薬品安全処所属の食品医薬品安全評価院が独自開発した「人体皮膚モデルを利用した医療機器、皮膚刺激試験法」が14日、国際標準化機構(ISO)の国際標準として登載された=聯合ニュース
[イ・ダソム]
食品医薬品安全処所属の食品医薬品安全評価院が独自開発した動物実験代替法である「人体皮膚モデルを利用した医療機器、皮膚刺激試験法」が14日、国際標準化機構(ISO)の国際標準に登録されたと22日、明らかにした。
韓国で開発された動物実験代替法のうち、今回、初めてISO国際標準に登録された。
評価院所属の動物実験代替法評価センターが、2019年から研究・開発したこの試験法は、国内で開発された人体皮膚モデルを利用して医療機器の皮膚刺激を評価する。
人体皮膚モデルは、人体表皮組織皮膚角質細胞で作った3次元皮膚モデルだ。人体皮膚と生化学的・形態学的に類似のものとして開発された。
食品医薬品安全処は「該当試験法がISO国際標準に登録された。国内バイオヘルス産業の活性化が期待される。非臨床試験実施機関など、産業界が医療機器の皮膚刺激試験を遂行する際に、時間と費用を削減できるだろう」と説明した。
さらに「今後も経済協力開発機構(OECD)およびISOなどと協力し、国内で開発された動物代替法を国際的にも通用するようにする。動物実験代替法の活性化に向けて積極的に支援を行う」と付け加えた。
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