写真は、「モンゴル観光総合教育センター」のビル=文化体育観光部
[ソ・エヨン]
文化体育観光部と韓国観光公社が、モンゴル文化スポーツ観光青年部、モンゴル観光公社と共に29日、モンゴル・ウランバートル市で「モンゴル観光総合教育センター」の開館式を行った。
「モンゴル観光総合教育センター」は、文化体育観光部の観光分野における公的開発援助(ODA)事業で建設した一番最初の観光基盤施設である。モンゴルの観光分野におけるインフラの質を向上させ、持続可能な観光発展モデルの樹立を支援する。
センターは地上2階、地下1階2500㎡の規模だ。理論講義室、各種実習室、IT基盤の最新教育装備などを備えている。観光ガイドやゲル(モンゴルの伝統家屋)、ホテルなどの宿泊業の従事者など、観光分野の人材を対象にオーダーメイド型の教育を提供する。
文化体育観光部と観光公社は今後、モンゴル政府が固有の自然・文化資源を活用した自主観光教育を運営できるように支援する計画だ。2028年までに韓国国際協力団(KOICA)ボランティアを派遣し、モンゴルの観光業に携わる人材とインストラクター・教師の力量を強化し、「モンゴル観光教育総合センター」を支援する。
一方、産業通商資源部はこの日、ウランバートル市でモンゴル経済開発部、気候環境部とモンゴルのゲル地域の大気質改善に向けて、温室効果ガスの国際削減事業を推進するための業務協約(MOU)を締結した。両国は、パリ協定第6条によりゲルの断熱、燃料転換などが盛り込まれた「マスタープラン」を樹立し、施行する。
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