仁川国際空港で自動運転の電動車(右)とカート型自律走行ロボットを利用する様子=仁川国際空港公社
[イ・ギョンミ]
仁川(インチョン)国際空港に14日から、空港内を自動運転する電動車とカート型自律走行ロボットが配置された。空港としては世界初の試みという。
仁川国際空港公社は、交通弱者の移動を手伝い、新型コロナウイルス時代の非対面サービス強化を目指して試験導入したと発表した。
自動運転する電動車は、第1旅客ターミナルの入国場にある到着ゲートと、第2旅客ターミナルの出国場に1台ずつ配置され、障害者や高齢者などの移動を支援する。
カート型自律走行ロボットは、第1・2旅客ターミナルや搭乗棟の免税エリアに2台ずつ、計6台が配置された。荷物を載せて乗客について自走したり、設定された目的地まで道を案内してくれる。
交通弱者の利用が優先されるが、一般人も利用できる。
仁川国際空港は、自動運転する電動車とカート型自律走行ロボットの導入により、旅行者の利便性を高め、満足度を向上させ、スマート空港としての地位強化に役立つことを期待している。
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