写真は、国家情報院と国家保安技術研究所がCOEXで開催した「サイバーサミットコリア」=11日、ソウル・江南区、聯合ニュース
[イ・ダソム]
韓国が、国際サイバーセキュリティ指数(GCIスコア)で、満点を獲得した。
科学技術情報通信部は、国際電気通信連合(ITU)が12日(現地時間)、スイスのジュネーブで発表した「第5次GCI」で韓国が1等級を獲得したと13日、明らかにした。
評価の対象となったのは194カ国。このうち1等級を獲得したのは46カ国だった。満点を獲得した国は韓国、英国、デンマーク、イタリア、フィンランド、UAEなど計12カ国。
韓国は、5つの評価項目(法律、技術、組織、能力開発、協力)のうち、「能力開発」と「協力」で高評価を受けた。
科学技術情報通信部は、「国家安保室を中心に、各府省が一丸となって取り組み、国家サイバー安保戦略を樹立した。サイバーテロに能動的に対応できるように取り組んできた成果だ」と分析した。
韓国は昨年の韓米首脳会談で、「戦略的サイバー安保における協力とフレームワーク」を発表した。また、昨年11月には英国と「韓英戦略的サイバーパートナーシップ」を結んだ。このように韓国が主要国とサイバー保安における協力体制を強化したことも高く評価された。
GCIは5次評価からランキングではなく、等級制に変更された。5つの等級に分けて、各国のサイバーセキュリティ指数を評価する。2021年の第4次評価では、韓国のランキングは4位だった。
科学技術情報通信部のユ・サンイム長官は、「国際社会におけるサイバーテロが増加している。安全なデジタル環境の構築に向けて、尽力する」と述べた。
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