先月29~30日に清渓川で実施した調査の様子
[テレシア・マーガレット]
[写真=国立中央科学館]
ソウル都心を流れる清渓川(チョンゲチョン)で、「ヤガタムギツク」が発見された。ヤガタムギツクは、きれいな水質を象徴する淡水魚種だ。
ソウル施設公団は27日、清渓川復元20周年を迎え、国立中央科学館と共同で4月29日から30日まで行った清渓川淡水魚類1次調査の結果を発表した。
オイカワが、全体魚類個体数の約53.7%を占めた。韓国の固有種として採取されたのは、ヤガタムギツクなどの3種だった。
清渓川の上流区間で発見された「ヤガタムギツク」は、澄んだ水と流れが速い川でのみ生息する。清渓川の水質がヤガタムギツクの生息に適していることを科学的に裏付けする。
清渓川は、ソウル・鍾路(チョンロ)区の清渓広場から中浪川(チュンランチョン)合流部まで、8.12キロメートルに及ぶ都市型河川だ。2003年から2005年まで大規模の復元事業を経て現在の形に生まれ変わった。その後、ソウル市は20年間、持続的な水質改善と生態生息地としての造成事業を推進してきた。
ソウル施設公団のハン・グニョン理事長は「都心における自然と生物の調和を目指し、引き続き尽力する」として「持続的な水質管理と生態環境の保全活動を通して、清渓川をソウルの代表的な名所にしたい」と述べた。
清渓川で発見された魚たち。(左上)シュリ
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