フランシスコ法王は15日午後、忠清南道唐津市のソルメ聖地を訪れた。ここで韓国最初の神父、キム・デゴンの生家を訪れた。法王はソルメ聖地の入口から約150メートル離れたキム神父の生家まで白い「カーニバル」のオープンカーに乗り、詰め掛けた5万人の歓声に応えた。






キム神父の生家の前で車から降りたフランシスコ法王は、大田教区長のユ・フンシク主教に案内され、生家に到着した。そして、ソルメ聖地の神父の案内で生家の縁側に花束を手向け、庭に置かれた椅子に座り、壁に掛けられたキム神父の肖像画をしばらく見つめた後、祈りを捧げた。法王は3分ほど祈りを捧げ、十字を切って立ち上がり、キム神父の肖像画にお辞儀をした。

法王は生家の庭に置かれた芳名録に記載した後、子どもからプラチナローズを受け取った。法王は、その子どもを抱きかかえ、満面の笑顔で子どもの頬をなでた。そして、キム神父の生家の庭に聖水をまき、警護用のバリケードの外で見つめていた多くの観衆の手をとり、キスをした。

法王はキム神父の生家の前に約17分間とどまり、オープンカーに乗ってアジア青年大会が開かれるソルメ聖地の駐車場横の大きなテントに移動した。観衆は法王に大きな拍手と歓声を送った。

記事：コリアネット　ウィ・テックァン記者、イ・スンア記者
写真：コリアネット　チョン・ハン記者