高麗人文化センターを訪れ、高麗人歴史館を見回っている金正淑大統領夫人=6日、ロシア・ウスリースク
[イ・ハナ、イ・ギョンミ]
[写真=青瓦台]
文在寅(ムン・ジェイン)大統領とロシアを訪問した金正淑(キム・ジョンスク)夫人は6日、抗日独立運動の主要拠点である沿海地方のウスリースク(Ussuriysk)にある「高麗人文化センター」を訪れ、高麗人歴史館とアリラン展示室を見回った。
金夫人は高麗人の子供たちと一緒に河回(ハフェ)タルを作り、お年寄りから成る合唱団「親善」の練習も参観した。
青瓦台(大統領府)の高ミン廷(コ・ミンヨン)副報道官は「合唱団には韓国語をよく話せない人が多いが、みんなで『アリラン』を歌う時は涙ぐむ人もいた」とし、「金夫人は皆に感謝の言葉を言いながら手をつないだ」と現場の様子を伝えた。
高麗人の子供を見ながら微笑んでいる金正淑大統領夫人=6日、ロシア・ウスリースク
金夫人は同日、抗日運動をし韓国に帰られなかった李相ソル(イ・サンソル)先生を称える石碑を訪問した。
李相ソル先生は1907年、李儁(イ・ジュン)・李ウィ鍾(イ・ウィジョン)先生と共にオランダ・ハーグで開かれた万国平和会議へ派遣された抗日独立運動家だ。
金夫人は「今年は李相ソル先生が死去して100年になる」とし、先烈の犠牲をいつも忘れないと述べた。
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子供から花を渡されている金正淑大統領夫人=6日、ロシア・ルスリースク
李相ソル先生の遺族と話している金正淑大統領夫人=6日、ロシア・ウスリースク
金正淑大統領夫人は李相ソル先生を称える石碑の前に花を置いた。
お年寄りから成る合唱団「親善」のメンバーたちと記念撮影をしている金正淑大統領夫人
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