「江陵オリンピックパーク」で公演を行っている北韓の吹奏楽団と応援団=15日、江原道・江陵
[江陵=コリアネット平昌特別取材団]
[写真=ゾン・ハン]
北韓の吹奏楽団が「パンガプスムニダ(お会いできてうれしいです)」を演奏すると世界から集まった人々の雰囲気が盛り上がった。
江陵(カンヌン)オリンピックパーク・ライブサイトで15日に行われた北韓吹奏楽団と応援団の特別公演は、「2018平昌冬季オリンピック」が「平和オリンピック」であることを確かめる場でもあった。
北韓の応援団を近くで見られるとの期待感が高まり、観覧客たちは公演開始30分前から舞台を取り囲んだ。
ついに登場した北韓応援団はすでに知られている北韓歌謡曲の「パンガプスムニダ」や「アリラン」を演奏した。また、韓国の民謡や映画音楽など様々な曲を30分間メドレーにして演奏した。
カーリング試合を見に来て、偶然に北韓の公演のことを知ったチュ・ヨングク氏は「我々は一つであることが分かった。人類と世界の歴史に残るような意味がある」とし、「統一に近づくようだ」と話した。
SNSで公演を中継したムン・ギョンリャン氏も「韓半島平和への願望が集まる場であるので感激的だ。平和オリンピックを実感した」とし、「アリランを歌う時は感動した」と話した。
北韓応援団の公演への感想は訪韓した外国人も同じだった。
日本から来た英国人のジェームス・ケント氏は「北韓が韓国に来て嬉しい」とし、「北韓の訪問を韓国が歓迎し、また世界も歓迎した」と話した。アリサ・モンロー氏は「北韓応援団がここで公演するとは思いもよらなかった」とし、「夢のようだ」の話した。
特別公演を行っている北韓の吹奏楽団と応援団=15日、江原道・江陵
スマートフォーンで北韓の吹奏楽団と応援団の公演様子を撮っている人々=15日、江原道・江陵
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