社会

2018.03.27

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1345外国人総合案内センターを訪問した法務部の朴相基長官=23日、ソウル、法務部



[キム・ヘリン、キム・ウニョン]

韓国に住んでいる220万人の外国人に20カ国語で必要な情報を提供する「1345外国人総合案内センター(1345コールセンター)」が31日、開所10周年を迎える。

2008年3月に始まった「1345コールセンター」は、現在104人の専門家が出入国やビザ、在留、国際などの行政や生活に関する情報を20カ国語(英語・中国語・ベトナム語など)で提供している。

法務部によると、2017年には相談電話約168万コールを突破した。コール数が多かったのは、中国語(272、888件)、英語(69,972件)、ベトナム語(68、395件)順。

「1345コールセンター」は、無料の法律相談ができる「外国人向けの町の弁護士」制度や通訳人力を確保できず外国人相談業務が事実上難しかった公共機関に3者通訳サービスを提供する。

法務部は、今後セクハラ被害者向けの相談支援人員を拡充して、相談機関との連携を強化する予定。

法務部の朴相基(パク・サンギ)長官は23日、開所10周年記念式で「外国人の相談はもちろん、外国人の人権保護にも注力して欲しい」と話した。

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1345外国人総合案内センターの開所式=23日、ソウル、法務部



eykim86@korea.kr