社会

2018.05.21

180521_jovenesmolinillos_main.jpg

今年で満20歳になった参加者にバラの花をプレゼントする金正淑大統領夫人=17日、青瓦台



[キム・ヘリン、イ・ギョンミ]

金正淑(キム・ジョンスク)大統領夫人は17日、福祉施設から自立する後輩の児童らにメンタリングする青年たちを、青瓦台(大統領府)に招待し、懇談会を開いた。

青瓦台(大統領府)の高ミン廷(コ・ミンジョン)副報道官20日、書面で「金夫人が成年の日を迎え、『風車サポーターズ』所属の16人の成年と懇談会を開いた」と伝えた。

「風車サポーターズ」は、児童福祉施設などから自立する子供たちに、自立に成功した先輩らが教育と相談を通じて支援するプログラムだ。

金夫人は懇談会で、満20歳となった青年たちに、成人になったことをお祝いしてバラの花をプレゼントした。金夫人は「一人親家庭と保護児童たちへの国家の責任について関心を持ってきた。文在寅(ムン・ジェイン)政権は福祉社会で、皆が一緒に暮らしていく世の中を目指す」とし、「社会認識の変化に、微力ながら応援したい」と述べた。

参加者たちはメンター活動をする理由について「無条件的な愛を、自分と同じ立場の子供たちに返してあげたかった」、「後輩たちに希望を与えたかった」と答えた。

特に「広報不足で、他人に家庭委託制度について説明しなければならない時、心に傷がつく」とし、「携帯電話やパスポートを申請する際にも親の同意が必ず必要で苦しい」と制度の改善を求めた。

kimhyelin211@korea.kr